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岐阜大垣、揖斐の歯並び相談窓口
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岐阜県揖斐郡池田町八幡1583-1(勝野書店隣)
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矯正治療の流れ

  1. 歯科矯正相談(初回無料です)

    矯正歯科治療は、きれいな歯並びにしたい、噛み合わせを良くして何でもおいしく食べられるようになりたい、といったご希望を叶えるため、ご自身の歯の位置を矯正する歯科診療の一領域です。

    患者さまのお悩みを伺い、矯正歯科治療の詳しい内容について、直接、丁寧にお話させて頂きます。ご不明な点やご不安な点がございましたら、何でもお話しください。

  2. 事前検査を行い、治療計画などをご説明します

    まず、顔面や口腔内の写真を撮影します。当院では、歯科矯正治療に不可欠なセファログラム(頭部X線規格写真)を有効活用し、診断の精度を上げております。頭部をしっかり固定した上で、それぞれの歯牙の位置や顎の状態(ずれ具合)などを測定することにより、どのような矯正が可能なのか、判断していくのです。X線による撮影なので、歯肉の下に隠れている歯根の状態をきちんと観察することができます。

    このような各種検査の結果をふまえ、患者さまに相応しいオーダーメイドの治療計画や費用などを説明。ご理解が得られたならば、具体的な治療を開始いたします。

  3. 矯正治療を始めます

    子どもの歯(乳歯)が残っているかどうかで、治療の必要性、開始時期などが異なってきます。まだ永久歯が生えてきていない場合は、原則として本格的な矯正治療は行わず、口腔内の変化を見守ります。顎骨の成長や永久歯の萌出などについて、不透明な要素があるからです。

    永久歯が生え始め、乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)になったならば、第一期の歯科矯正治療を開始します。大規模な矯正は行いませんが、上下のあごのバランスを整えたり、不正な位置にある歯を部分的に動かし、これから生えてくる永久歯の歯並びを予測し、きちんと咬合するようにしていくのです。

    乳歯が全て抜け落ち、永久歯のみになったならば、第二期治療を行います。顔や顎などの骨格の成長が治まる二十歳前後のとき、理想とする歯並び(見た目もよく、しっかりと噛める状態)となるよう、それぞれの歯牙の位置を矯正していくのです。

  4. 保定装置を装着します

    矯正装置を用いて各々の歯の位置を治した直後は、まだ歯を支える歯槽骨などの状態が十分に変化しておらず、元の位置に戻ってしまうことがよくあります。そこで、歯牙の位置を矯正し終わってから2年程度は、歯の戻りを防ぐため、保定装置を装着します。

  5. 歯の位置が安定したら治療完了です

    定期的に歯の状態を観察し、理想とする歯並びで安定したならば、治療は完了です。

歯科矯正が必要となる主な症状

叢生(乱杭歯、八重歯など)、上顎前突、下顎前突、開咬、空隙歯列、過蓋咬合 など

叢生

顎の幅が狭い、乳歯が早く抜けて奥歯がずれている、頬と舌の筋力のバランスが崩れていることなどが原因となり、生えてくる歯牙が顎にうまく収まりきらず、歯と歯が重なり合ってデコボコとなる状態です。一般的には「乱杭歯」とも呼ばれています。

上顎前突

上の前歯が下の前歯よりも前方に飛び出している状態です。上顎の成長が活発で前突するケースと、下顎の成長が弱くて前突に見えてしまうケースがあります。一般的には「出っ歯」とも呼ばれています。

下顎前突

下顎の前歯の先端が上顎の前歯よりも飛び出ている状態です。上顎前突とは逆に、上顎の成長が弱かったり、下顎の成長が強かったりすることで起こります。

開咬

奥歯をきちんと噛み合わせたときに、上顎の前歯と下顎の前歯の間に隙間がある状態です。

空隙歯列

歯と歯の間の隙間が多く見られる状態です。成長に伴って解消されることもありますが、不正歯列につながるケースも多いので、歯科医師による診断を受けることが望ましいでしょう。一般的には「すきっ歯」とも呼ばれています。

過蓋咬合

奥歯を噛み合わせたときに、上顎の歯が下顎の歯に深く覆いかぶさってしまい、下の前歯が殆ど見えなくなっている状態です。放置しておくと、徐々に下顎の前歯が上顎の歯ぐきに当たるようになり、歯槽骨が吸収されてしまうこともあります。

主な歯科矯正治療法

ワイヤー矯正、マウスピース矯正、床矯正、部分矯正(MTM)、ムーシールド など

ワイヤー矯正

ブラケットとワイヤーを用いる標準的な矯正方法です。歯の表面にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通して特定の方向に引っ張ってやり、少しずつ歯を正しい位置に動かしていくのです。以前は頬側(歯の前側)に取り付けるケースが多かったのですが、最近は舌側(歯の裏側)に付ける治療も増えています。

プラケットの材質についても、従前の金属のほか、審美性にこだわった透明に近いプラスチックやセラミックが用いられることもあります。

マウスピース矯正

歯列に透明なマウスピースを覆いかぶせ、少しずつ歯の位置を移動していく矯正方法です。まず患者さまの歯型をとり、これとほんの少しだけ異なったマウスピースを装着します。歯並びがその形状に矯正されたならば、またほんの少し形状を補正したマウスピースを装着。これを繰り返していき、最終的に理想とする歯並びに整えるのです。

使用するマウスピースの数は、症例によって大きく異なりますが、一般的には20~60個作成し、徐々に矯正していきます。

床矯正

通常の歯科矯正治療では、顎骨の大きさを調整するのではなく、主に歯牙の位置を調整することによって歯並びを良くしていきます。そのため、顎が細い症例などでは、目指している咬合状態を得る目的で必要最小限の歯を抜くこともあります。

これに対し、床矯正は顎を広げて歯の並べるスペースを作る治療法です。取り外しが出来る床矯正装置を使用して顎を広げ、デコボコした歯並びを矯正していきます。抜歯を行わないで済むことも多いため、矯正治療の選択肢の一つとされています。但し、望ましい歯並びというのは、見た目がきちんと整っているということだけではなく、顎関節や頭蓋骨、全身とのバランスがとれ、きちんと咀嚼できることも求められます。

従って、床矯正を行う際には、顎骨を広げることによって全身の機能にどのような影響が起こりうるのかを見極める高度な医学的見識が求められるのです。

部分矯正(MTM)

一般的な齲蝕治療や補綴治療を行う際に、一部の歯を少しだけ矯正する必要性が生じることがあります。このような症例で行われる部分的な矯正です。また、前歯に隙間があり、その部分だけを矯正するようなケースも含まれます。

ムーシールド

自然治癒の可能性が低い反対咬合を矯正する治療方法です。3歳ごろの低年齢のお子様に対しても行うことが出来るという点で画期的とされています。

日中の1時間と、夜間の睡眠中にムーシールドを装着しておくことにより、舌や口腔周囲筋の状態が整えられるため、反対咬合が改善するのです。これにより、正常な顎骨の成長・発育を促し、永久歯に生え変わる際も良好な歯並びになることが期待されます。

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